Z-tuneエアロ・ADVAN18アルミが決まった1台です!!
皆様こんにちは。
GTNET横浜のいしてつです。
毎日暑い日が続きますが、日中の気温よりも
ハートが熱くなる車両が続々入庫しております!
今日はこちらの1台をご紹介!
車名 | スカイラインGT-R |
グレード | スタンダード |
年式 | 平成13年1月 |
型式 | GF-BNR34 |
走行距離 | 走行不明($) |
車検 | 受渡し |
排気量 | 2,600cc |
シフト | F6 |
カラー | スパークリングシルバーM |
修復歴 | 有り |
車両本体価格 | 488万円 |
備考 | 【ENGINE】 HKS レーシングプラグ NISMO オイルセパレーター【TURBINE】 KANSAI SERVICE リニアチャージタービン HKS 強化アクチュエーター HKS タービンアウトレット 【COOLING】 【INTAKE・EXHAUST】 【SUSPENSION】 【BRAKE】 【WHEEL・TIRE】 【ECU】 【EXTERIOR】 【INTERIOR】 ※メーター交換車(前:42616キロ 後:73345キロ 計:115961キロ) |
GTNET HP | https://www.gtnet.co.jp/usedcar/detail/00510000121000880750.html |
こんなにかっこいい車ですが修復歴有りです!あなたならどうする!?
まずはじめに、こちらの車両は修復歴有りとなります。
さて、これを聞いて何人の人が「なんだ、修復歴有りか…」と思ったでしょうか?もちろん修復歴は無いに越したことはありません。更に言えば走行距離だって短い方が良いに決まってる。無傷でピカピカでまるで新車のような…って、ちょっとお待ちを。34GT-Rと言えど15年以上前の絶版車です。そんな車がそうそうあるわけがありません。
傷も付けば事故もする。当然走行距離だって10万km以上走っていて当然です。
万が一、新車のようなお宝車が出てきたら、現在の相場からすると、スタンダードグレードでも1000万円近い高額車両となってしまいます。一般の人がとても手が出る金額ではなくなってしまいますよね。。。あ、お金持ちの方は、是非こんな極上車をご購入下さい。笑
では、どうすれば状態の良い車を安く手に入れられるのか?私は「修復歴有り」と「過走行」をお勧めいたします。そこで今回は「修復歴有り」をクローズアップしてみたいと思います。
まずはじめに、「修復歴有り」と聞くと「うわー、事故してるんだ。」「まっすぐ走らないのでは?」といったことを口にする方も多いはず。
その考え、実は違うんです!
修復有りでも皆様が想像するような事故をしていない車両もあります。そして、まっすぐ走る車両もたくさんあります。大切なことは、どんな修復歴か、そしてどのように直されているかなのです。
現在、日本国内では一般社団法人 日本自動車査定協会の定める査定基準により、修復歴の有無を判断しております。
http://www.jaai.com/sateidojo/expert/08.htm
基本的には車の骨格部分(外装パーツの内側)に何かしらの外的入力が原因による損傷が見受けられた際に、修復歴が有りとなります。
…と、いうことは、事故をしても修復歴に入らないものもあれば、事故をしていなくても修復歴に入るものもある、ということです。
簡単な例をあげると、歩行者との接触事故では、修復歴に入らないことがあります。逆にバックで車両後方をぶつけた際に、修復歴に入ることがあります。
「うわー、事故してるんだ。」と思ったあなたにお聞きします。どちらを事故だと言われますか?そして、どちらにしても走行上支障があると思われますか?
私の経験上、どちらも支障はございません。
また、上記のようなもの以外にも、修復歴は大小様々で、実際に致命傷になるような修復も存在いたします。中古車市場ではこういった車両が多数流通しており、我々プロの目から見て、「この車は危険だな」という車両は基本的にGTNETでは仕入れてこないように努めております。直る車は直すけど、直らない車は仕入れません!ということです。
つまり、修復歴無しが【OK】で有りが【NG】というわけではなく、どのような内容か、ということをシッカリと確認して車選びをすることをお勧めいたします。
これは一般的なお話ですが、修復歴の有無により20〜30万円程度の差が生じます。レアな車になればなるほど、この差額が50万円、100万円と大きくなっていくわけです。
走行上支障のない修復歴が入るだけで、これだけ安く手に入るのはお得!?と、思える人はラッキーなわけです。今までそう思ってなかった方も、この話を聞いて考え方が変わったのなら、今回ご紹介の車両はお買い得ですよ!
実際どれくらいの修復レベル?買って良いレベルなの!?
では、実際に今回の車両がどのレベルの修復歴で、どのように修理されているかをご紹介いたします。今回の車両は、コアサポート・フロントクロスメンバー交換。左右インナーパネル・サイドメンバー修正といった内容です。
まずは①②コアサポート、③はわかりにくいですがフロントクロスメンバーです。こちらのパネルを交換しております。フロント周りをぶつけてしまった場合、一番最初にぶつかる可能性が高いのが、この2つのパネル。そのため、フロント修復歴有りの車両は大半がここを修理しております。コアサポートに関しては、ヘッドライトの取付けや、ラジエター、エアコンのコアを固定するためのパネルということも有り、必ずしも走行上の重要な強度を担っているパネルとは言いにくい場合もございます。実際に、車種によってはボルト止めになっており、極端な話ですが外した状態でも走行可能となります。
④⑤は左右のサイドメンバーとなります。こちらを板金修理しております。
⑥は右フロントインナーパネルです。アップの画像はサイドメンバーとの接合部分です。こちらのパネルを左右板金修理しております。尚、左フロントインナーパネルは写真に撮ることが難しかったため、省略いたしております。何卒ご理解の程宜しくお願いします。
④⑤⑥は走行上に非常に重要な役割を果たすパネルとなります。ぶつかり方、衝撃の度合いによっては、サイドメンバーが開いてしまったり、縮んでしまったりしてしまい、エンジンメンバーの取り付け位置に関わってきて、直進安定性はもちろんのこと、ハンドルを切った際の左右差が発生し、コーナーでの違いが生じてしまいます。また、⑥のインナーパネルはストラットタワーと隣接しているため、修復の度合いによってはタワーの位置がずれるなど、大事になってくることがございます。
インナーパネルが交換されている車両は、修復度合いが中度となり購入は慎重に行うべきだと考えております。
…ということは、今回の車両は修復度合いは軽度となるため、問題ないと言えます。もちろん、衝撃の度合いだけではなく、GTNETでは複数名による下回り、及び試乗チェックを行い、走行上問題ない車両と判断をいたしております。
念の為申し上げますが、修復歴有りの車両は安く手に入りますが、修復歴が有ることに変わりはありません。少しでも気にされる方にはお勧めいたしませんので慎重にご検討下さい。修復歴を気にせずに乗れる方はかなりお安く手に入る1台ですので、最終的にはご自身の判断にお任せいたします。
上記を理解された方のみ詳細写真をご覧下さい!
いかがでしたでしょうか。これだけカッコよく決まった1台が、車両本体価格488万円で手に入るチャンスです!修復歴のことをしっかりと理解した上で、是非前向きにご検討下さい!
修復歴のことを理解されていない方も、欲しくなって悩んでしまっていますよね