想像もできないくらいレアなお宝車がオークションにかけられ驚愕の金額に!?
皆様こんにちは。
GTNET横浜のいしてつです。
先日お伝えした東京オートサロン2018。私はタイミングが合わず、残念ながら見ることができませんでしたが、話題騒然のイベントの一つ「BH AUCTION(ビーエイチオークション)」。国産車を中心に歴史的に価値のあるレースカーやチューニングカー、旧車などが合計16台(内フェラーリ テスタロッサは直前に出品取りやめ)が出品され、驚愕の価格にて競り落とされていきました。
まぁ、興味のある方なら既に各メディアで報じられている結果をご覧になっていると思いますので、今更結果を報告してもなんにも面白くない。いや、むしろ「いしてつの情報も大したことないな」と、そっぽ向かれてしまう気がするので、もう少し踏み込んだ内容にしていきましょう。
中古車相場に直結!?32・34GT-Rの落札価格がどう影響する?
今回のオークションの目玉となっていた「NISSAN R90CK」は¥190,300,000にて、「Toyota 2000GT」は¥83,600,000にて落札され、会場は大いに沸きました…と言っても、車両も価格も突拍子もない事になっているので、あまり参考にならないかと。確かに2000GTは流通しているので頑張れば手に入るかもしれませんが、NISSAN R90CKは…笑
では、今後の中古車相場に大きな影響を及ぼすとしたら?それは実際にGTNETにもラインナップしている「Nissan Skyline GT-R(BNR32)」と「Nissan Skyline GT-R(BNR34)」。間違いなくこの2台と言えるでしょう。
1990 Nissan Skyline GT-R(BNR32)
参照元:http://bhauction.jp/result/lot13.html
1990(平成2)年式 前期のスカイライン GT-R(BNR32) スタンダードグレードで走行距離が驚きの2,805km!今までどこにどうやって眠っていたのでしょうか…写真で見る限りほぼ新車に近い状態ですよね。特に32の定番となっている「サージタンクの色ハゲ」や「ダッシュボード浮き」「エアコンルーバーヘタリ」などが見受けられません。車内で目を瞑って深呼吸をしたら、当時にタイムスリップしてしまうのでは!?と思えるほど、コンディションが保たれています。ここまでのコンディションを保つためには、屋内保管はもちろん、空調管理なども必須となってきます。約28年もの間オーナー様が大切に保管してきたのでしょう。
こちらの32GT-Rがなんと!800万円にて落札されました。
未だに人気のあるR32が新車に近いこの状態で手に入るのであれば、880万円も高くはないのか!?なんだか感覚が麻痺してきますよね。笑 しかし、これが現実。世の中…世界中のニーズがあるからこそ、オークションでこれだけの金額で落札されるのです。そう、この価格が今のこの車の「価値」と言えますね。
2002 Nissan Skyline GT-R V-spec II “Nür”(BNR34)
参照元:http://bhauction.jp/result/lot07.html
2002(平成14)年式 スカイライン GT-R(BNR34) Vスペック2 Nur こちらの車両は走行距離10kmの新車未登録車。そうです。登録すれば「新車」で1人目のオーナーになれるわけです。こんな車が世の中に眠っているんですね。これがこのオークションに出品されていることも驚きですが、オーナー様も良く手放す決心がついたなと…
こちらの34GT-Rはなんと!3,200万円にて落札されました!!
既に一般的な車両も中古車市場で相場が高騰しているR34ですが、この車両はまさに特別と言える1台ですね。ここまでくると、ミレニアムジェイドの新車未登録車を期待してしまうのは私だけでしょうか?
我々業者が売買を行うオークションで既に影響が!?いしてつの見解はこれだ!!
さぁ、この2台が中古車市場にどれだけの影響を与えるのでしょうか?人気に火がついて、相場が更に急上昇していくのか?それとももう手に入らない車だ…と諦め、相場の高騰は一旦収束を迎え横ばいとなるのか。いしてつは以下の理由から前者だと予想いたします。
資金力のある方が既に動き始めています
今週はじめ、東京オートサロンの興奮冷めやらぬころ、一本の電話がなりました。「そちらに〇〇の34のVスペック2有りますか?是非見たいのですが」と。そして、在庫があることを伝えると早速ご来店いただき、900万円近い車両を躊躇なく、すぐに契約をいただきました。ものすごい急展開だったので、我々も「何故?」と疑問に感じました。
そして、今週のオークションではR32が多数出品されておりました。ちょっと余談ですが、我々がオークション会場で見ているPOS席の画面をお見せします。こんな画面を見ながら、ボタンを押して応札しております。ちなみに私が通っているUSS東京は12レーン同時開催です。まぁ、簡単に言うと12台同時に車が出品されてきます。その中で、自分の持てる画面は2レーン分。この状況で毎回150台以上の車の応札を行います…って、同タイミングで車が出品されたら物理的に応札できませんよね?まぁ、そこはプロの技が光るってことですよ。笑
話は戻りますが、R32がこのような内容で、とても高額にて落札されておりました。店頭いくらなんだ!?というほど驚くような価格帯です。一昔前なら「前期のスタンダードなんて…」といった言葉が交わされていた時代がありましたが、それは過去の話。今では本当に高額になってきました。
いくらで落札されているか気になりますよね!?気になる方は直接お問い合わせを…いただいても教えませーん。笑
価格が高騰している理由はコチラ
2016年現在 価格・相場が高騰しているスポーツカーは!?
2017年現在 価格・相場が高騰しているスポーツカーは!?
上記のような背景が有りながら、BHオークションでこれだけ高額で落札されたのですから、これから更に価格が高騰するのでは?と考える方がいるということです。実際に今までも、こういった車両を狙い投機目的で購入される方は多数いらっしゃいました。そういった方たちの背中を押すタイミングとなっており、既にオークションでも買いが集中して相場が高騰してきているというワケです。
32GT-Rに乗りたい!今後国内個人所有はできるのか!?
ここで気になってくるのは「今後お手頃な値段になって買えるときが来るのか?」だと思います。答えは「NO」です。厳しいことを言うかもしれませんが、これが受入れなければならない現実です。むしろ今後加速していくと考え他方が良いでしょう。それはR32に関して言えば現段階で平成5年の車両までアメリカに輸出できる状況にあり、来年になれば最終型の平成6年式まで全ての車両が当てはまり、海外への輸出が加速いたします。また、一般的にアメリカの25年ルールばかりが注目さておりますが、その他の国ではこのルールが違うため、既に輸出されている車はたくさんあるのです。その上、一度国外へ出た車は基本的には戻ってこないと言われています。では、国内のR32が絶滅してしまうのか?そんなことはございません。投機目的、及び海外のお金持ちが手を出してこない車が国内に残ると予測できます。
簡単に言えば
①メータ改ざん車 ②修復歴レベル大の車 ③サビ・腐食の酷い車
こういった車が残ると考えられます。この頃になると、国内でも取り合いになって、上記のような状態でも高額で取引される日が来るのは間違いありません。約1年後以降にはこのような状況になることがわかっているのに、指をくわえて見ているのも勿体無いですよね?これらを踏まえていしてつのオススメは以下となります。
参照;軽量モデルが未だに人気!サイドドアビーム無しの3年式 BNR32 スカイラインGT-R 前期 フルノーマル GOODコンディションの一台をご紹介!GTNET横浜
年式問わず 走行距離10万km前後の実走行 修復歴無し〜修復レベル小 サビなども少なくある程度長い間乗ることができそうな車両
BNR32 ご予算:250万円〜
ちなみに…
BNR34 ご予算:450万円〜
高いのではなく、これが現在の相場です。GTNETでは120回ローンもご利用可能です。日本から絶滅してしまって、乗れなくなる前に是非手に入れて下さい!
また、現オーナー様で手放しをご検討の方は、輸出やオークションへの出品を考えている業者へ売るのではなく、是非日本国内に残すために我々GTNETにご相談下さい。金額はもちろん、車に対する情熱は絶対に負けません!委託販売も承っておりますのでお気軽にご相談下さい。
皆様からのお問い合わせ・ご来店をお待ちいたしております。