今年一年間オークションに通って見えてきた!?
皆様こんにちは!
GTNET横浜のいしてつです。
仕入担当の私、いしてつは日本一大きなオークション会場、USS東京に毎週木曜に通っております。2017年は49回開催され、全ての競りに参加いたしました。雨にも雪にも負けずに、朝から晩まで通いつめた結果、見えてきた私の相場観をこちらでお伝えしていきます!
2015〜2016年は国産スポーツカーの価格が大幅に変動した次期で、この頃を皮切りに、特にスポーツカー黄金期と言われる、1999〜2002年くらいの車に注目が集まり、フルノーマルでオリジナルに近いものが今までに無いほどの高値を付けていました。その中でもレア車と呼ばれる車、最終型や限定車などの低走行車は新車価格を遥かに上回るような価格帯で流通するようになりました。ちなみに基本的には流通量や国内外を含めたニーズといったものが要因で相場が決まっていることは変わりありません。
それでは実際にどんな車が注目を浴びていたのかは、こちらをご確認下さい。
2016年現在 価格・相場が高騰しているスポーツカーは!?
ここだけを見ると、スポーツカーの相場が高騰して、手の届かないものになってきたのでは?と思われる方も多いと思います。確かに全体的に相場が高騰しておりますので、今までのような価格帯では手に入りにくくなっているかもしれません。しかし、この状況は悪いことばかりではなく、良いことも起こり始めているのです。それは…最後にお伝えしますね!!!笑
それでは、2017年相場が高騰したスポーツカーをお知らせいたします!
2017年 相場が高騰している車種はこちら!!
No.1 NSXタイプR
言わずと知れた国産スポーツカーの最高峰NSX。この結果を見て「あれ?1位は34GT-Rじゃないの??」と思われた方も多いハズ。実はNSXは全体的に相場が上がっているのですが、写真に写っている、後期型NA2のタイプRはが尋常じゃない金額を付けて、オークション会場を騒然とさせました。落札金額は◯千万円!!!原価にあたる部分なので、詳しくはお伝えできませんが、普通に家が建ちますよ。笑 オークション会場の一角で人だかりができ、ものすごい話題になっていました。この車はいずれ億の世界に向かっていきそうな気がいたします。。。
No.2 スカイライン R34 GT-R
出ました!34GT-R!! その中でも高騰しているのはVspec2 Nurのミレニアムジェイドです。言わずと知れた限定車の特別カラー。まさにこの車両に人気が集中しています。距離や状態にもよりますが、◯千万円クラス!NSX タイプRに勝るとも劣らない価格で流通されています。ちなみに、その他の34GT-Rはここ数ヶ月は横ばいといった状況です。しかし、流通量が一時期に比べると減っておりますので、手に入れられるタイミングがあれば逃さずに!といったところでしょうか。
No.3 スカイライン R33 GT-R
出ました!ダークホース!発売当初からの不人気から、GT-Rの中ではイマイチ伸び悩んでいた型ですが、ここへ来て相場が急上昇しております。正直なお話…2年前にはGTNET横浜に98万円の車両もあったほど。 今ではこの写真の7年式ベース、ミッドナイトパープルの車両が店頭価格358万円。えらいことになっています。。。 また、更にマニアックな4ドアのオーテックバージョンは店頭価格500万円を超えるものも出てきています。これは今までの不人気っぷりを払拭して、一躍脚光を浴びているお笑い芸人のよ…いやいや。本来の価値を見出され、正当に評価されるようになったと言えます。
No.4 スープラ
80スープラが人気、といった記事はこれまでにも書いてきました。
ついに入庫!実走行1万km台のJZA80 スープラ RZ-S 6MT ホワイト!
実はかなりの希少車!?8年式 JZA80 スープラ RZ 6MT GTNET横浜に買取入庫!!
そうなんです。80スープラならなんでも良いのではなく、RZ・RZ-Sの6MTに限定されます。まともな状態の車両になると全国に販売されている台数が一桁まで下がるほど台数が少ない車種なんです。そのため、状態の良い車両が入庫するとあっという間に売れてしまうほどの人気っぷり!今後も目が離せない車種ですね!!
No.5 RX-7
写真は言わずと知れたスピリットRですから、高額なのは皆様ご存知かと。しかし、ここ最近は通常グレードの車両も相場が上がってきております。11年式 5型以降、走行距離8万km以下くらいで圧縮のしっかりとあるエンジン、そしてノーマルに近い車両であれば、グレードを問わず300万円を超える店頭価格となってきております。特にお客様が気にされるのが、①ノーマルエアクリであるか②しっかりとメンテナンスされている車両か、といったところです。そのため、コンプレッションを気にされる方が多いのはもちろんですが、走行距離が多くてもOHやリビルトエンジンが載っている車両は、高値を付けています。REを大切にしてきたオーナー様の想いが評価されていると言っても過言ではないですね。
以上が、2017年相場が高騰しているスポーツカーとなります。
番外編
さて、ここまで書いてきた車両は言うなれば定番中の定番。相場が高騰するのもなんとなくわかる気がしますよね?それ以外でも「え!?こんな車が?」「いやいや、半年前まで安かったじゃん」といった車まで、常に相場が変動しております。そんな車をご紹介いたします。
これが意外!なんと半年〜1年ほど前までは、店頭価格150万円くらいで手に入る車もあったのですが、現在の相場は170〜230万円ほどになっています。特に86はパールホワイトのTRDエアロ、BRZはブルーが驚くほど高い金額で流通しています。安い時期に買ったオーナー様!今売れば儲かる可能性も有りますよ!?
シルビア人気は未だに衰えません。S15に関してはとても安定した価格帯をキープしています。ここで取り上げるのはS14。前期も後期も高値を付けております。前期は100万円近い金額で販売していることも。私は昔、8万円で手に入れた時代があったのに…笑 そして180SXも安定しております。しかし、後期の状態の良い今まで以上に高値を付けております。両車に言えることですが、純正MTで状態が良いことが前提となります。ドリフト等で傷んでしまっているものは弱いですね。
なんと!まさかのスターレットです!特に後期型のMT車。驚くことに100万円近い価格で販売されているケースもございます。未だに衰えないスターレット人気に驚かされます。。。
売却はもちろん購入も今がチャンス!?
さてさて、ここまで相場が高騰している車両を書いてきましたが、この現状を基に私は皆様にお伝えしたいことがございます。
それは「売るのも買うのも今がチャンス!!!」ということです。
相場が高騰している車両は今売れば高く売れる、というのは誰もがわかること。もちろんその通りです。こういったお車をお持ちのオーナー様は、今すぐGTNETに買取査定をお申し込み下さい。
では、何故買うのも今がチャンスなのか?それは、相場の高騰により、今まで見たこともないようなお宝車が世の中に出回っているからです。上記トップ5はもちろん、番外編で挙げた車両の中に、「ワンオーナー・フルノーマル・低走行」といった車が出てくるのです。10〜20年も前の車だから、乗ることすらできないのでは!?と思っている現代の若者や、当時乗ることができなかった憧れの車を収入も安定してきた今だから乗りたい、と思っているオジサマまで、こんな極上車を手に入れられるチャンスは今しか無いんです!
もちろん、そういった車は販売価格が高いです。しかし一度きりの人生、乗りたい車に乗って楽しまなければ損ですよ!GTNETでは最長120回のローンも用意していますし、頑張れば手が届くものです。
そしてご安心を!これらの車両はニーズが有るから相場が高騰している、ということはニーズがなくならない限りある程度の価格はキープすると、私いしてつは考えております。
「限定」=「価値がある」わけではないですよ!大切なのは「ニーズ」と「タイミング」です!!
これらを基に気をつけることは以下のことです。
①サビは天敵!
融雪剤、潮風はもちろん、砂利駐車場でカバーをかけた車が意外と危険です。下回りの定期的な洗浄を!!
②定期的なメンテナンスは必須!
愛着が有るのであれば当然のことですが、こまめなメンテナンスを行い、早め早めの部品交換を!!
③なるべくオリジナルを保つ!
個性的なカスタムは言語道断!なるべくオリジナルを保って下さい。そして内装部品は手に入りにくいので丁寧に扱うこと!!
最低限これらを意識して大切に乗っていただければ、GTNETで高価買取いたしますのでご安心下さい。
内燃機関が無くなっていく方向に世の中は動いていますが、あなたは自分の気持を抑えきれますか?何度も言いますが、人生は一度切り。好きな車に乗って人生を楽しんで下さい。そんなあなたのカーライフをGTNETがサポートいたします。
また、こういったスポーツカーの高価買取にも自信がございます!お気軽にお問合せ下さい。
それでは2018年もスポーツカーの相場を調べて、皆様に情報提供させていただきますので、来年も宜しくお願いします!良いお年を〜♪